生活していく中で生じるフローリングの劣化を防いでくれるのが、フロアコーティングです。傷や汚れを防ぐだけでなく、コーティングによって光が反射しやすくなり、お部屋全体が明るくなります。
新築の際はもちろん、リフォームやお引越しのタイミングで施工するのもおすすめです。コーティング剤には様々な種類があり、同じコーティング剤を使用しても、フローリング本来の木目や色調によって仕上がりの雰囲気は異なります。
シックで落ち着いた雰囲気や温もりを感じるお部屋にしたい場合は艶無し、お部屋の明るさを重視する場合や高級感を出したい場合は艶有りが適しています。フロアコーティングを行う際、仕上がりの要望がある場合はイメージをお伝えください。配置する予定の家具・家電との相性にも配慮する事で、より満足度の高い仕上がりとなります。
フローリング(床材)の多種多様で選び方も様々です。インテリアの中では 全体の雰囲気を作り、他の要素を引き立てるなど役割があります。
空間全体の雰囲気に影響する要素として、フローリングの素材やそれによる色見も重要ですが、あまり注意をされかねがちなのは、床材の貼り方にあります。
一般的によく採用される張り方は、“乱尺張り”や“りゃんこ張り”などがあります。いずれも床材の長さが一定でない寸法の貼り方です。一番無難でスタンダードな貼り方ですが、用いるフローリングの材質や種類によって大きく左右される、材質の特性を大きく生かせる貼り方とも言えます。
一方、「寄木張り」と呼ばれる木片の組み合わせで、フローリングに表情を与える張り方もあります。“乱尺張り”等と比べて手間がかかり、その分費用はかかりますが、クラシカルで上質な雰囲気を作ることができます。 例えば、「寄木張り」の一種である“ヘリンボーン”張りなどは、ホテルや高級住宅などで採用されることが多くあります。
新築やリフォームの際の、空間の雰囲気が気になる方は、床材の種類などはもちろん、貼り方についてもお気軽にご相談ください。