モデルハウスや展示場などでは、ほとんどの展示ルームはバルコニータイルを貼られています。しかし、貼るのにコストもかかるので、実際の生活では本当に必要か、迷われる方は少なくないと思います。では、メリットとデメリットを見て判断されるのはいかがでしょうか。
デメリット
・コストが掛かる
選ばれるタイルの材質のよっては、当然コストを掛かる場合が考えられます。また、バルコニーの広さも、全面設置する場合、費用が高くかさむことがあります。
・修繕時は剥がす必要あり
マンションの大規模修繕の際、防水シートの張り替えために、一度タイルを剥がす必要があります。
メリット
・雰囲気とデザインが良くなる
部屋内のフローリングの明るさやフローリングの貼り方などと合わせて、自宅全体の雰囲気の統一感やデザイン性の向上の効果が期待できます。
・段差がなくなって安心
幼児やお年寄りの方にとって、段差は目に見えないケガのリスクです。また、主婦など家事する方も布団や洗濯カゴを抱えていたりすると、足元がよく見えないことがあるため、出入り口は、段差がないほうが安心です。
デメリットの2点は、いずれも日々に掛かてくるものではないので、結論として、おしゃれで、安心して使えるベランダを目指すのであれば、一度はベランダタイルの設置の検討はやはり必要と思われます。
ナチュラルで高級感のあるバルコニータイルは、お部屋の空間づくりにこだわりのある方から人気です。おしゃれなバルコニーでガーデニングやコーヒータイムを楽しむためにも、こまめなお手入れで美観を保つようにしましょう。
バルコニータイルの目地はゴミが溜まりやすいため、定期的に掃き掃除を行います。取れにくい小さなゴミは、掃除機で吸い取るのがおすすめです。バルコニータイル本体が汚れた場合は、ぞうきんやスポンジで水洗いしましょう。汚れ具合によって中性洗剤を使い、洗剤が残らないようにしっかりと水で流します。
万が一タイルに割れや欠けがある場合は、ケガや下地への傷を防ぐためにも、破損した箇所だけ取り外して新しいものと交換する事をおすすめします。